腸活は食事だけじゃない!今からできる腸活習慣10選


美容や健康に関するキーワードとして最近人気なのが「腸活」。腸内環境を整えるさまざまな活動を「腸活」というのです。この「腸活」は食生活を中心に語られることも多いですが、実は日々の生活習慣でも実践できることがたくさんあるのです。

この記事では毎日簡単に実践できる「腸活習慣」を10個紹介します。美容や健康のためにも、実践して腸内環境を整えましょう。

 

▼簡単にできる腸活を実践!生活習慣から腸内環境を整えよう

腸は食事だけでなく、毎日の生活習慣にもさまざまな影響を受けるもの。朝起きてから夜寝るまで、毎日の生活の中で、ほんのちょっと意識するだけで良いので、腸に良い習慣を身につけましょう。最初から全部行おうと意気込まず、まずはできるものから始めてみましょう。

 

習慣1 起きたらコップ一杯の水 

朝、目が覚めたら起き抜けにコップ一杯の水を飲むと腸が動きだします。このとき、水を飲む前にうがいで口の中の細菌を洗い流すことを忘れずに。

 


習慣2 朝食をきちんととる

朝食をとることは、腸への刺激となって排便を促すだけではなく、体内時計のリセットにもつながります。

習慣3 朝日を浴びる 

朝の光が脳に届くと、自律神経に刺激を与えスイッチオン。脳と自律神経、腸が正しく働くことをサポートします。

習慣4 トイレに行って座る

朝は排便の絶好のチャンス。直腸からの排便指令をキャッチするため最低10分はトイレに座る習慣をつけましょう。

習慣5 食事の時間は決めすぎない

ときには腸を休ませることも必要。腸を休めるには食事と食事の間は56時間あけて。次の食事をとるタイミングは「おなかがすいた」を合図にしましょう。

習慣6 日中は呼吸と姿勢を意識する

仕事や趣味で長時間座るときは呼吸が浅くなりがちなので深呼吸を忘れずに。そして姿勢を正すと、腸まわりの筋肉が鍛えられます。


習慣7 腸に刺激を与える運動をする

ジョギングやストレッチなど軽めの運動は副交感神経を優位にし、腸の運動も促進します。
 

習慣8 入浴しておなかを温める

おなかが温まると腸がよく働き、全身の代謝や体温を上げる効果が期待できます。また消化活動も活発になるでしょう。


習慣9 リラックスする時間をつくる

就寝前にリラックスして副交感神経が優位になると、寝ている間に腸のぜん動運動が起こり、翌朝のお通じにつながります。
 

習慣10 就寝3時間前に夕食を済ませて寝る

食べてから時間をあけずに就寝すると交感神経が優位の状態で眠ることに。そうすると消化吸収が不十分になってしまいますので避けましょう。

 

自分にできそうな腸活習慣は見つかりましたか?毎日簡単にできる習慣で、腸内環境は変化していきます。今回紹介した10個の腸活習慣を少しずつ日々の生活に取り入れて、美容と健康に役立ててくださいね。

 

監修:小林暁子先生

小林メディカルクリニック東京院長・医学博士。順天堂大学医学部卒業後、同大学総合診療科を経てクリニックを開業。内科、皮膚科のほか便秘外来や女性専門外来を併設。メディア出演、著書多数。